管理人・ナツによる、妄想あふれるブログ(主に日記)です。
No.4
2009/03/27 (Fri) 22:03:00
サイトのほうのソースのいじり方がさっぱり解らなくて、ライのハピバ小説が未だのせられそうもありません;
(ライとは。コードギアスのゲーム「LOSTCOLORS」の主人公。記憶喪失でアッシュフォード学園に迷い込んできた、ルルーシュの様にスレンダーな「幻の美形」。 (公式設定) )
・・・ので、管理人の脳内にあるライハピバ!!小説を、折りたたんでここにのせようとおもいます(えぇ・・・;)
すみません、今度とある師匠様にしっかりと聞いてきます、ゴメンナサイ!!
見てる人居ないでしょうが、続きからハピバ小説です。
・・・迂闊だった!
まったくもって迂闊だった!!
いくら黒の騎士団の活動が忙しかったからといって、この俺が!今日という日を忘れてしまうとは!!
なんという失態!!!
アクアマリンの聖誕祭
アッシュフォード学園生徒副会長ルルーシュ・ランペルージは、息を切らして道を全力疾走していた。
流れてゆく夜の景色に舌打ちをしたくなったが、苦しくてそれはかなわなかった。
赤信号に仕方なく足を止めて携帯を確認すると、現在時刻PM11:43。
「くそっ・・・間に合う、か・・・!?」
信号の待ち時間がなんと憎らしい!
『お前の誕生日には、嫌というほど祝ってやるから覚悟しておけ』
ライが学園に保護された日を誕生日と決めたあの時に、そう言ったのは俺であったのに!
おもえば、一昨日の朝ライと話したときにきづくべきだった。
『ルルーシュ、今度の騎士団の仕事は・・・その・・・・・・泊りがけに、なるのかい?』
『ああ、ゼロとしてはずせない談合があるからな。2、3日はかかるだろう』
『そう、か・・・』
『ん?なんだ、どうかしたのか?』
『あ、いや!何でも無いんだ! 気を付けて、行ってきてくれ』
『・・・? あぁ、留守を頼む』
(・・・留守を頼む、じゃないぞ!一昨日の俺!!)
信号が変わると同時にダッシュ。止まりそうになる足を叱咤しながらの一人突っ込み!
この日のためにプレゼントを用意し、63通りのシナリオをシュミレートしたというのに!!
クラブハウスにたどり着き、足音がたつのも構わずにライの部屋の前まで走る。
まだ起きているだろうか、扉を開けてくれるだろうか。息を整えて扉をノック。
「・・・ライ」
返事は無い。
「・・・ライ?」
静寂。
そうだよな、待っているわけが無い。帰らないと言ったのだから。
虚しく扉から離れようとしたときだった。
「・・・忘れてしまっていると思っていた」
静かな声は、扉越しに聞こえた。扉のすぐそばのところから。
「すまなかった、ライ・・・」
「いや・・・もともと、本当の誕生日ではないのだし・・・」
「・・・ッ、扉を、開けてはくれないか」
「嫌だ」
「なぜ?」
「情けない顔を、している・・・」
泣きそうな声。
俺の浅はかな行動が、どれほどの傷をライに与えてしまったのだろう。
しかし、ここで後悔だけしていてもしかたがない。こんな風にしたくは無かったが。
夜抜け出すのに使っているマスターカードキーで、外からロックを解除する。
「ッな・・・!」
扉が開いてすぐ、ライを腕の中に収める。
「一年前のこの日、お前に会えてよかった、ライ」
「ルルーシュ・・・」
「本当の誕生日であろうとなかろうと関係ない!俺にこの日を祝わせて欲しい・・・遅くなってしまったが・・・・・駄目か?」
腕の中のライは、しばらく無言だった。
抱きしめていて顔が見えなくて、不安になり始めたころ。
「僕も」
「!」
「君に逢えて、この時代に目覚めることが出来て・・・よかった・・・」
ありがとう、と。
震える声が聞こえて。
「誕生日おめでとう、ライ」
「・・・ありがとう、ルルーシュ」
ああ今、ライからも俺の顔が見えなくて良かった。
きっとこの上なく情けない笑い顔をしているだろう!
後日。
ルルーシュの告白(?)がナナリーとさよこさんに全部聞こえていて、えらいめをこいたのは、また別の話になる。
終
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あとがき
あるぇ?脳内ではこんなに甘くなる感じではなかったのに・・・!
砂糖が吐けそうですね・・・ぐは!
因みにプレゼントとは、青い石のピアスとピアッサーのセットです!ありきたり!
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
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